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大慈寺 (熊本市) : ミニ英和和英辞書
大慈寺 (熊本市)[だいじじ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [じ]
 【名詞】 1. love 2. affection (for) 3. pity 
: [てら]
 【名詞】 1. temple 
: [くま]
 【名詞】 1. bear (animal) 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
: [し]
  1. (n-suf) city 

大慈寺 (熊本市) : ウィキペディア日本語版
大慈寺 (熊本市)[だいじじ]

大慈寺(だいじじ)は熊本県熊本市南区にある曹洞宗寺院。山号は大梁山(だいりょうざん)。元九州本山。修行道場として僧堂がある。本尊釈迦三尊。「大慈禅寺(だいじぜんじ)」の名でも知られる。
開山寒巌義尹後鳥羽天皇順徳天皇とも)の皇子であったため、朝廷との結びつきが深く、紫衣を許可され、曹洞宗の九州本山として寒巌派の拠点となっていたが、度重なる火災で衰退した〔角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典43 熊本県』角川書店、1987年、658-659頁〕。
== 歴史 ==
開山の寒巌義尹(1217 - 1300)は、道元に参禅した曹洞宗の僧で、2度の入宋の後、博多の聖福寺を経て肥後に住した。地元の地頭河尻泰明は寒巌に帰依し、境内地を寄進して、弘安元年(1278年)、大慈寺が創建された。寺は亀山法皇勅願寺となり、正安2年(1300年)に本堂が完成した。
正平年間(1346年 - 1370年)に焼失し、大雲化縁が再興。その後も中世を通じてたびたび焼失と再興を繰り返した。永正17年(1520年)には戦乱に巻き込まれて焼失。再興するも天文9年(1540年)にも戦乱に巻き込まれて焼失、天文15年(1545年)に再興した。
近世に入っても火災があり、享禄2年(1629年)に再興、明和5年(1768年)にも焼失している。
明治時代初期には廃仏毀釈で荒廃。昭和9年には河川改修工事により、境内地が削られている。昭和期には澤木興道が滞在し、坐禅を指導。昭和60年に再興された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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